hirolog

20代医大生のブログ。半年間アメリカ留学経験あり。医師として新たな生き方を。

大学生が知っておきたいビールの豆知識

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こんにちは、HIROです。

明日から16日間、ヨーロッパ周遊の旅行に行ってきます^^

10カ国を回る予定ですが、そこに含まれるのがドイツとベルギー。

そしてその国で是非とも味わいたいもの、それがビールです。

 

今回は聞いたことあるけど実際はあまりわかっていない、知ったら楽しくなりそうなビールについてのエントリー。

 

ビールの原材料

まずはビールの原材料について。

ビールを作るにあたっての4大原材料は、モルト(発芽させた大麦=麦芽)・ホップ・酵母(粉状の菌)・水です。

副原料としては麦、米、とうもろこし、糖類、着色料などがあります。

さらにテイストのバリエーションを増やすために、チョコ、フルーツ、ハーブなども副原料となります。(これらの原料が含まれていると、今まで発泡酒と扱われていたが、2018年4月酒税法の改正により、ビールに仲間入り。)

 

余談ですが、ビールと発泡酒の違いをご存知ですか?

ビールが、麦芽比率(ホップと水以外の全原料中の麦芽の割合)50%以上であり、副原料が麦芽の質量の5%未満と定義されています。

つまり、①麦芽比率が50%を下回っていたり、②副原料が麦芽の5%を上回っていると、発泡酒扱いになります。

ではなぜ、わざわざビールと発泡酒を区別するのでしょうか?

それはかかる税金が異なるためです。

麦芽比率が25〜50%の発泡酒は350ml缶あたりの税金が62円なのに対して、50%以上のビールは77円です。そこの税金に差額が生じます。

少し複雑なのですが、上記②で説明した副原料が麦芽の5%を上回る場合の発泡酒は税金がビールと同じ77円です。

つまり、税金の値段は麦芽比率によって決まっていると言えます。

ついでに麦芽比率25%以下の発泡酒は47円、新ジャンル(麦芽ではなく大豆などを発酵させたものや麦芽比率50%以下の発泡酒にスピリッツを加えたもの)は28円です。

発泡酒ではなくビールの方が飲みたいのに、税金が高いのか。。と思った方に朗報。

酒税法の改正により、最終的に2026年10月1日までに全ての税率が統一される(一律54円程度)ことになっています。

 

少し話がずれましたが、ビールについての説明に移ります。

 

ビールの製造過程

次にビールの製造過程について。

まずは原料選びから。ビールによって用いられるホップや麦芽の種類や割合が変わってきます。さらに副原料のバリエーションも異なります。

続いて製麦。大麦を水に浸し、芽が出て来て(麦芽になります)、80度の熱風を当てて乾かします。

ビールの色は麦芽を乾かす時の温度やその後の焙煎(100度以上の温度で焦がす)によって影響されます。

ついでに黒ビールはこの焙煎の作業によって麦芽が焦げてできるビールのことです。

そして製麦の次は機械によって荒く粉砕します。

その後仕込みに移ります。

粉砕した麦芽にお湯を加え、おかゆのような「もろみ」を作ります。それを濾過して液体にしたものが麦汁です。そこにホップを加えて煮沸することによって香りをつけていきます。

最初に濾過して出て来たものが一番搾り麦汁、お湯を加えてさらに濾過したものが二番絞り麦汁です。

できた麦汁に酵母を入れて発酵させます。

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酵母発酵により、糖分からエタノール二酸化炭素が作られる反応が起こります。

そして熟成タンクでさらに低温発酵させます。

最後に酵母を熱処理や濾過して取り除くことでビールの完成!

 

ビールの種類

ビールは大きく発酵の種類によって分類されます。

①上面発酵:古くからの作り方で、発酵が進むと酵母が麦汁の上部に浮いてくる。発酵の温度は高く、期間は短い。これによって作られるビールが「エール」。

②下面発酵:中世以降の作り方で、発酵が進むと酵母がタンクの底に沈む。発酵の温度は低く、期間は長い。これによって作られるビールが「ラガー」。大手ビールメーカーのほとんどのビールが「ラガー」の「ピルスナー」というスタイル。

③自然発酵:培養されていない野生の酵母を使った方法。ベルギーのランビックが有名。

 

そしてビールには、この大きな分類の下に細かな分類があります。それがスタイルです。

大手のビールはほとんどがラガーの「ピルスナー」なのでした。このピルスナーがスタイルにあたります。

スタイルにはたくさん種類がありますが、そのうちの有名なものを紹介。

 

ピルスナー(ラガー)

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チェコプルゼニ地方発祥の黄金色のビールでそこの市民醸造所でつくられたピルスナーウルケルがオリジナル。

ピルスナーも細かく分類され、甘味を特徴とするものや苦味を特徴とするものなどに分かれる。

ピルスナーウルケル(チェコ)、ステラアルトワ(ベルギー)、ヴェデット(ベルギー)など。

 

ベルジャンホワイト(エール)

ベルギーで醸造されていたビール。色が非常に淡く、白濁し、不透明に霞んでいる。

ホップを使用せず、グルートで風味づけと保存加工。

コリアンダー、オレンジを用いているため夏向けて爽快な味わい。

ヒューガルデンホワイト(ベルギー)、ヴェデットエクストラ ホワイト(ベルギー)ブルームーンアメリカ)、セントベルナルデュス ホワイト(ベルギー)、水曜日のネコなど。

 

フルーツビール

副原料にチェリーなどのフルーツを用いたビール。甘口なのでデザートとして。

ベルビュークリーク(ベルギー)、カンティヨン クリーク(ベルギー)など。

 

ヴァイツェン(エール)

ドイツの伝統的なビール。ヴァイスビールとも呼ばれ、白みがかったビール。

フルーティな香りを持ち、口当たりも爽やかで飲みやすい。

ヴァイスビアチャンプ(ドイツ)、ヘフェヴァイツェン(ドイツ)、ヘーフェ ヴァイス(ドイツ)など。

シュヴァルツ(ラガー)

黒ビール。すっきりとした味わいでゲーテが好んで飲んでいた。

ケストリッツァー(ドイツ)など。

 

とりあえずここまでで。

ビールの種類たくさんありすぎて大変です笑

飲んだことのないビールを飲むたびにちょっと調べてみると、新たな発見もあってビールをより楽しめそうですね。

 

では。

Take it easy.